内容]画面で[作成] > [ムービー]エントリを選択している場合、初期設定では[ビデオ編集]画面のコンテンツダイアログボックスに[タイムライン]タブが表示されます。このタブは、ビデオクリップまたはオーディオトラックの追加時、またはテーマベースのテンプレートの選択時に自動的に開きます。     

 

 
 
ここで示されている機能の中には、Essentials バージョンでは制限されたり、使用できないものもあります。Essentials バージョンは、全機能が搭載されたフルバージョンにいつでもアップグレードできます(ww.nero.com にアクセスしてください)。
 
 
タイムスケール上でマウスのカーソルを動かすことでタイムカーソルをドラッグまたは移動すると、画面の左上のプレビューウィンドウに個々のフレームを表示できます。クリップを挿入する際、タイムカーソルはその位置を保持します。  
コンテンツダイアログボックスにドラッグアンドドロップしたオブジェクトを編集する場合は、オブジェクトを選択して、タイムカーソルをクリップ上に配置する必要があります。そうしないと、[プロパティ]ドロアの設定オプションはすべて淡色表示のままとなります。 
タブの左上の時間表示は、時間の位置(hh:mm:ss:ff 形式)を示します。これはタイムカーソルの現在の位置に対応しています。この表示をクリックすると、表示が入力フィールドに変わります。各時間を入力してキーボードの Enter キーを押すと、指定した位置にジャンプします。また、時間差を入力することもできます(たとえば、+ 500 は + 5:00 に相当し、現在の位置から 5 秒後の位置にジャンプします)。  
実際にビデオにトランスコーディングされ、エクスポートされる編集のエリアを適用したい場合は、タイムスケールのコンテキストメニューの[ワークスペースを有効にする]エントリを有効にして、[ワークスペース開始マーク]マーカーと[ワークスペース終了マーク]マーカーを移動してアクティブな(白い)ワークスペースを短くします。ただし、マーカーの右側と左側(グレースケール)のファイルは、引き続き編集できます。  
タイムラインタブの左の列では、次の設定オプションが使用できます。
ボタン
トラックの非表示 / トラックの表示
トラック全体のプレビューを無効にできます。 
ビデオ]トラックのチェックボックスをオフにすると、ビデオトラックのプレビューが無効になります。[オーディオ]トラックのラウドスピーカーが無効になると、オーディオトラックのプレビューが無効になります。
ボタン
トラックのロック / トラックのロック解除
追加の編集を防止するためにトラック全体をロックします。 
たとえば、[シフト]ボタンを押してクリップを追加または移動すると、ロックされたトラックのクリップは右にはシフトされません。
タブの下のタスクバーでは次の設定オプションが使用できます。
ボタン
最小タイムライン表示に切り替え
各種トラックの表示の高さを調整できます。すべてのトラックが低い高さで表示されます。 
さらに、個々の位置にセパレータをドラッグすることで、トラックの高さを手動で調整することもできます。  
ボタン
ミックスタイムライン表示に切り替え
各種トラックの表示の高さを調整できます。ビデオトラックは、延長された高さで表示され、すべてのオーディオトラックはこれよりも低い高さで表示されます。
さらに、個々の位置にセパレータをドラッグすることで、トラックの高さを手動で調整することもできます。 
初期設定では、トラックはタイムライン表示で表示されます
ボタン
拡大タイムライン表示に切り替え
各種トラックの表示の高さを調整できます。すべてのトラックが延長された高さで表示されます。
さらに、個々の位置にセパレータをドラッグすることで、トラックの高さを手動で調整することもできます。 
ドロップダウンメニュー
新規トラック
タイムラインに新規トラックを作成します。タイムラインは下から上に表示されます。ビデオトラックのみを追加するか、またはオーディオ付きのビデオトラックを追加するかを選択できます。 
また、選択したクリップを最上位のビデオまたはオーディオトラックの上に移動して新しいトラックを作成することもできます。白い挿入行が表示されたらクリップをドロップしてください。
ボタン
タイムライン上に全てのオブジェクトを表示
プロジェクトにクリップのすべての範囲が表示されるようにタイムライン表示を調整します。
スライダ
ズーム
タイムライン表示をズームインします。またはズームアウトして概要を示します。
マウスのカーソルを、タイムラインの個々の編集のニーズに合わせて変更するいくつかのツールから選択できます。タブの右側のボーダーエリアでは、次の設定オプションが使用できます。
チャプタマーカーの作成
タイムスケール上の選択したタイムカーソル位置に新しいチャプタマーカーを作成できます。作成された各チャプタマーカーの位置マーカーが時間スケール上に表示されます。既存のチャプタの間にチャプタを追加すると、連番が適用されます。  
シングルチャプタの名前は、コンテキストメニューの[チャプタマーカーの名前変更]エントリから変更できます。[次のチャプタマーカーに移動]/[前のチャプタマーカーに移動]矢印をクリックすると、位置マーカーから位置マーカーにジャンプできます。 
選択したチャプタは、[チャプタマーカーを削除]ボタンをクリックして削除できます。コンテキストメニューではその他に[すべてのチャプタマーカーを削除]エントリも使用できます。 
標準ツール
タイムラインのクリップを選択できます。キーボードの Shift キーを押すと複数のクリップを選択できます。 
選択したクリップが強調表示されます。関連付けられているクリップが自動的に選択され、強調表示されます。
Rectangular Marquee
マウスをタイムライン上でドラッグして複数のクリップを選択します。この効果は、キーボードの Shift キーを押しながらシングルクリップをクリックする場合と同じです。
ボタンを押したままにすると、[トラックツール選択]、[トラックバックワードツール選択]、および[トラックフォワードツール選択]エントリが表示されます。カーソルの表示は、選択したツールに応じて変化します。   
トラックフォワードツール選択
トラック上のクリックされたポイントから右側のクリップをすべて選択します。
ボタンを押したままにすると、[トラックツール選択]、[トラックバックワードツール選択]、および[Rectangular Marquee]エントリが表示されます。
トラックバックワードツール選択
トラック上のクリックされたポイントから左側のクリップをすべて選択します。
ボタンを押したままにすると、[トラックツール選択]、[Rectangular Marquee]、および[トラックフォワードツール選択]エントリが表示されます。
トラックツール選択
トラック上のクリックされたクリップをすべて選択します。
ボタンを押したままにすると、[Rectangular Marquee]、[トラックバックワードツール選択]、および[トラックフォワードツール選択]エントリが表示されます。
カッター
クリップを 2 つにカットします。ビデオが関連付けられたオーディオクリップを含む場合、オーディオクリップもカットされます。  
ボタンを押したままにすると、[ロールツール]エントリと[スリップツール]エントリが表示されます。  
ロールツール
2 つの隣り合うクリップのアウトポイントとインポイントを同時に調整します。タイムライン上の両方のオブジェクトの合計表示期間が保持されている間、2 つのクリップ間のタッチポイントまたは編集ポイントのみが移動します。
2 つの隣合うタッチポイントの左側、または右側の 10 ドットの領域をクリックすると、両方のクリップが選択され、”ロールモード” になります。編集ポイントは、マウスをドラッグすることでロールされます。
もちろん、編集ポイントは個々のファイルの継続期間外にロールできません。ロールツールは、2 つのクリップをより短いタイムラインのギャップにはめ込む場合に便利です。ただし、完全なカットアウトの組み合わせを見つける必要があります。
ボタンを押したままにすると、[スリップツール]エントリと[カッター]エントリが表示されます。
ビデオクリップのみに使用できます。
スリップツール
タイムライン上のカットクリップのインポイントおよびアウトポイントを変更します。クリップをスクラブすると、ファイルの表示時間が示されます。周囲のクリップには影響しません。
左および右にスクラブすることで、クリップの表示部分を調整する場合、タイムライン上の位置および表示時間は変わりません。代わりに、スクラブによって、タイムライン上に表示される切り出し部が変化します。
もちろん、ファイルの表示時間がタイムライン内のクリップの表示時間と同じ場合、スリッピングは効果がありません。スリップツールは、クリップをより短いタイムラインの隙間にはめ込みたい場合に、ソースファイルのどの切り出しをスペースに入れると最適かを判断する必要がある場合に便利です。
ボタンを押したままにすると、[カッター]エントリと[ロールツール]エントリが表示されます。
ビデオクリップのみに使用できます。
マグネット
ドラッグ中のクリップを、タイムライン内の別のクリップに揃えます。これは、別のクリップの境界線の左側、または右側の 10 ドット内の領域にクリップの境界線が近づいた場合に適用されます。また、他のトラック内のクリップに、ドラッグしているクリップを揃えることもできます。 
クリップが互いに整列されると、キャッチマーカー  Nero Vision icon%20catch%20marker down 9007199918356107 [タイムライン]タブの一般的な操作 が表示されます。キャッチマーカーは、[マグネット]が有効化されている場合のみ表示されます。 
マグネット]は初期設定で有効化されています。

 

 
 
カラーマーカーは、シングルクリップ([レーベル])およびクリップ内のシングル位置([Nero クリップマーカー])に適用できます。カラーマーカーは、コンテキストメニューの[レーベル]エントリと[Nero クリップマーカー]エントリから使用することができます。これらのさまざまな色のマーカーは、シングルクリップまたはシングル位置にレーベルを付けるための、唯一の方向ガイドとしてのみ機能します。   
特定のレーベルが不要となった場合は、コンテキストメニューの[レーベル]エントリからその淡色表示のレーベルを選択します。クリップマーカーを削除するには、それをタイムライン上で選択して、DEL キーを押すと削除できます。
 
 
以下も合わせてご覧下さい:
[ビデオ編集]画面
タイムラインでのトラック処理
タイムラインでのクリップ処理
[プレビュー / トリミング]ウィンドウ


[タイムライン]タブの一般的な操作